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月: 2018年10月

MONTHLY ARCHIVE

無知から脱出する

先週今週と、ヨガ哲学実践体験レッスンを行っています。

アウトプットすることは

一番自分の学びを加速させるなぁと実感中の今日この頃です。

体験レッスンでは

実は、ヨガ哲学で一番肝となる部分をお伝えしております!

 

今日はいただいた感想をご紹介します。

「『無知』とはエゴの自分を本当の自分だと思って生きること。

これを聞いたときは少しビックリしましたが、

お話を聞いているうちに心に響いてきました。

どんな感情も思いも自分自身から出ていることは間違いないので、

それを他人のせいにしないで、まずは認める・受け入れることが

大切なんだと感じました。

それを自分でわからないことには人の痛みや苦しみもわからないし、

エゴのみで生きていくことになるなと思いました。

ブレて当たり前、でも本当の自分はいつも変わらずに存在することを

教えていただけて、心が穏やかになりました。」(40代・女性)

 

 

ヨガの哲学を学ぶことで、人は無知から脱出できると言われます。

ご感想の中にもありましたが、

無知とは

エゴを本質の自分であると認識して生きている状態です。

 

その間違った認識で生きている状態から脱出できたら、

エゴを増大させることなく

自分にどっしりと落ち着いて生きることができるようになります!

 

ヨガの哲学は難解。というイメージがあるかと思いますが、

実は教えはとてもシンプルです。

ただその真理を知らず、マイルールだけで今までは生きてきた。

そこに真理を入れたら、生きることがとっても楽になりますよ。という感じです。

私の役目は、

ヨガ哲学書の解説をする人ではなく、

今抱えている悩みをヨガ哲学的にどう考えるとよいのか?

あるいは

どういう意識で生きていくと幸せを感じられるのか?

という

ヨガ哲学と日常をうまくつなげてお伝えする役目かなと思っています。

 

 

自分はどうありたいのか

身体と心はつながっています。

心がゆるんでいるのに、身体が緊張している

身体がゆるんでいるのに、心は緊張している

これはないです。

 

ガチガチに緊張している身体の人は、

自分の本心を隠して

周りに自分を合わせる言動を行っています。

「人からバカにされないため」

「みんなから浮かないため」

「あの人に認めてもらうため」

これを長い間続けていると

「人からバカにされてはいけない」

「みんなから浮いてはならない」

「あの人に認められなくてはいけない」

という誤った信念として根付きます。

 

そして

そんなことをずーっとやっていると

しまいに自分の身体と心が緊張しているのが普通になってきます。

 

 

「あの人にどう思われるか?」

自分以外の誰かに

幸せの判断基準を預けてしまったら、

周りからはいい人と

見られるかもしれないけれど

自分の幸せは遠ざかります。

そして他人から満たされたいという気持ちはエンドレスなので、もらってもまた欲しくなるという繰り返しで、

いつまでたてもこれで満たされたということはありません。

 

 

「自分はどうありたいのか?」

幸せの判断基準はこれです。

 

いきなり思考から変えるのが難しいと思ったら

まずはガチガチな身体をゆるめてあげませんか?

身体からのアプローチの方が取り組みやすいかもしれません。

自分の身体に目を向けてあげること。

そこからがスタートです。

 

 

一番うるさいのは自分の頭の中

静かな空間にいなければ

静けさを味わえないと思うかもしれませんが

周りがどうであれ

自分の頭の中を大人しくさせることができれば

どこでも静けさの中に居ることはできます。

 

一番うるさいのは、自分の頭の中です。

 

暴走する思考を手なずけること。

ヨガの目的は、思考の働きを死滅させることです。

 

思考がいつでもおしゃべりを続けていることに気づいていますか?

そしてそのおしゃべりの大半は、不安の先取りと過ぎてしまったことへの後悔。

意味のないものですね。

 

思考は、暴走する性質だということ

これを知っているだけでも

思考に振り回されなくなります。

 

ヨガって身体を柔らかくするためじゃないの?

あるいは

身体の健康法

と思っている方も多いかと思いますが、

本来のヨガの目的は、「思考の働きを止めるため。」です。

よく意味がわからない・・・という方。

思考で考えずに、

とりあえず

ご自分の身体で体験してみませんか?

ヨガは自分の身体で体験していく科学です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨガ哲学実践レッスンのご感想

現在、ヨガ哲学実践講座の体験レッスンをお一人ずつ行っておりますが、

今日は、一足早く「ヨガ哲学実践レッスン(本講座)」に入った方の

ご感想をご紹介します。

 

「久しぶりに頭を使ったからなのか、自分のことを分析したからのなのか、

頭が疲れました(笑)

今までに心理学や精神医学の一般書を読んできましたが、今回のように

身につけた知識を自分に置き換え、更に整理してもらえるのは大事ですね。

違う視点を持てることが楽しいです。」

 

 

レッスンでは、

ヨガ哲学の智慧を頭に入れて、はい、おしまい!ではなく

それを自分の生活・人生にどう使えるのか?までを

しっかりと腑に落としていきます。

 

物事を決断する時

心がざわつく時

「ヨガ的にはどう考える?」

と一時止まって、

自分で選択をしていけるように。

 

そこまでしないと、「使えないヨガ哲学」のままです。

 

そのためには、自分の思考癖を探っていく必要があるので

コーチングセッションも入ります。たくさん質問を投げかけます。

なので、少し頭が疲れるかもしれません。。。

 

コーチングは自分を知るための「手法」です。

自分とあるいは他者とのコミュニケーションのやり方。

ヨガ哲学はその「手法」を使う前に、

インストールする幸せに生きるための「思想・哲学」です。

 

コーチングという素晴らしい「手法」も

それを使う人に「思想・哲学」がしっかりとあれば

自分らしく幸せな選択をしていける速度が加速すると思います。

 

 

 

次回のヨガ哲学体験レッスンは、

12月に募集を行いますが、有難いことに既に数名の方から

ご参加のお声をいただいております!

自分の軸を見つけたい方。

自分とは何かをずっと考えている方。

こんな方にはとてもお役に立つ時間になると思います。