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月: 2018年6月

MONTHLY ARCHIVE

気持ちを切り替えるスイッチはこれ!

気持ちを切り替えたい!!

このスイッチが、有難いことに皆さんの中にはあります。

 

それは

「呼吸」です!

 

鼻から思いっきり吐いて

鼻から思いっきり吸って

これを数回繰り返せば

あっという間に気持ちが切り替わります。

吐くときに大きくお腹を凹ませ

吸うときはその凹ませたお腹を戻す。

これを意識したら呼吸がダイナミックに続きますよ。

 

どんよりした気持ちを切り替えたい、

イライラから逃れたいときには是非試してみてください。

 

 

そもそも

ヨガの呼吸練習というのは、

単に腹式呼吸がうまくなることを練習するのではなく

自分の呼吸で気をコントロールすることを練習しています。

 

自分の気を

自分の呼吸でコントロールできると知ったなら、

どんな不安定な状況、最悪な状態になろうが

自分で自分を立て直せるわけなので

これはとても自信になります。

 

パニックになると、呼吸が上手くできなくなる方もいらっしゃいます。

こういう方も、パニックになっていない平常時に

「吐くこと」を練習して

身体にしみ込ませておくとよいです。

呼吸ができない、息ができない=吸えないではなく

呼吸は、吐けば勝手に必要な分は入ってきます!

吸おうと思わなくても

吐けばいいのです。

 

スペースのないところにこれ以上物は置けないのと一緒。

吐いてスペースを空けてあげないと

吸う息は入れません。

 

パニックになってしまってからでは混乱すると思うので、

平常時に吐く練習を。

吐けば入ってくると納得しておくこと。

それを信じれるようになっておくとよいですね。

 

 

プライベートヨガセラピーでは呼吸に特化したレッスンもできます!

http://beingyoga2009.namaste.jp/private

おうちでヨガするときは映像と音声どちらがいい?

「家でも気持ちよくヨガするにはどうしたらよいでしょうか?」

というご質問をいただきます。

 

おうちでヨガをやるときは、

DVDを観ながら、YouTubeを観ながら

やるより

音声の誘導でやるのがおすすめです。

 

観ながらやると、自分のポーズをお手本に近づけようと頑張ってしまいます。

音声ならば、目を閉じてできるので

内側の心地よさを頼りにポーズをとれます。

正解が目で確認出来ないので、正解を求めない状態でヨガに取り組めます。

 

「正しさ」よりも「自分の心地よさ」を大事にしましょう。

 

この違いはとっても大きいのです!!

 

ヨガは思考を止めて行うことで

呼吸と身体が連動してリラックスしていきます。

 

目で先生のポーズを確認しながら

これであっているか?を考えながらやると

内側の癒しシステムが発動しません。

なので

DVD付きとCD付きヨガ本があったら、

後者をおススメします。

あるいは、身体に任せて自由に動くのもおすすめです。

ポーズの順番などは気にしすぎに!!です。

 

それでは、

ポーズは何のためにあるのか?

ですが、

 

ポーズは

 

内側に意識を向けるための道具にすぎません。

ポーズの見た目を気にしすぎて(他人の目を気にしすぎてということです!)

私のポーズはきれいだとか、

となりの人より長く保持できてる優越感とか、

身体が硬くて恥ずかしいとか

 

それを考えてるうちは、

比較の世界に入り込み、エゴがむくむくと出てきている状態です。

 

比較している自分に気づいたら、

さっと横に流すこと。

 

 

そして淡々と

内側の観察に戻ります。

 

どんなポーズをとっていても

誰も何も文句は言いません!

身体が緩んで、リラックスできたらそれでOK

なのに

自分のエゴだけが、

いい、悪い、勝ち負けをジャッジしているのです。

 

 

 

そんなエゴに縛られず

本来の穏やかで平安な自分に戻るのがヨガの時間です。

 

ここまで読んで、

わかるわ~!って思っても

実際にヨガしてみると

ムクムクとエゴが出てくるものです。

 

もちろん、教えている私だってそうです。

 

それでも、継続してヨガをしてくうちに

だんだんとエゴを客観的に観察できるようになってきます。

これは、練習していくしかありません。

 

ヨガは自分の身体で実験をしていくもの。

やったら、実験結果は必ず出ます。

それを積み重ねていけば、

「自分の身体と心をどう扱えば私は幸せに生きていけるのだろうか?」という

問いにも答えを自分で見つけられます。

 

 

 

 

 

 

不安に押しつぶされそうなとき

豊かさを開花させるヨガ哲学、安田詔子です。

 

不安に押しつぶされそうなときというのは、

「自分には、支えとなるものが何もない」と思っているような状態です。

 

こんな弱い自分一人では、とうてい太刀打ちできない。どうしよう。。。

こんな感じです。

 

ですが、こんなときこそ

 

内なる神の存在を思い出してください。

 

(ヨガ哲学は、内なる神がすべての人の中にいるという大前提ありきです。

そこが受け入れられない方は

この先は読んでも無駄かもしれません。)

 

 

どんなことがあっても

自分の中の内なる神は私を見捨てることはしない。

 

私はエゴまみれな私でもあるけれど、

その内側は、光輝く神そのものなのだ。

 

どんな時も神と共に生きているのだ。

 

こう思えたら、それだけで安心の中で生きていけます。

 

 

困ったときの神頼み。

という言葉がありますね。

 

困難から逃れたい、回復したい、合格したい、結婚したい、達成したい、、、

こういう時だけ、外側の(神社の)神さまにお願いしに行くのではなくて、

 

片時も離れずに、いい時も悪い時も、

どんな時も内なる神と共に生きているのです。

 

不安な時は

心静かに、

意識を内側に向けて、深呼吸で

内なる神の存在を確認すればいいだけ。

 

「あー、私は一人じゃないのだった。」

と落ち着けば、

どんな状況であれ

生きる力が湧いてきます。

 

何があっても必要以上におびえずに、不安がらずに

信じるのは自分の内なる神の存在。

 

弱い私を支えてくれる誰かを外側に求めに行かなくても、

内側に一番力強い支えがあるのです。

 

それから、

思考や感情は、何か大きな出来事があると「不安」に傾きやすいということも知っておくといいですね。

単純に知らないということは、生きづらさにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨガでエゴが増大する?

豊かさを開花させるヨガ哲学、安田詔子です。

 

自我(エゴ)を手放すことに役立つとされる瞑想やヨガを実践した結果、逆に「自分は平均よりも上だ」と感じる自己高揚の感覚が大きくなるという調査結果が発表されました。

 

とのニュースを今日ネットで見ました。

 

 

ヨガで

痩せたい、体形をよくしたい、前屈でベターっとできるようになりたい。

この願望はそもそもエゴの自分からの欲求です。

それを手に入れるためにヨガをするなら、エゴは増大します。

 

これは

最近流行りの「脳よくするために瞑想をする」など、ゴールを決めた瞑想もそうです。

 

本来、ヨガも瞑想も

ゴールは決めません。

ただ、自分の内側を観察する時間。

観察対象の自分の身体からの気づきがあれば受け取る。

それだけ。

 

気づきを得たいから、ヨガをするではなく

観察を続けていたら、気づきがやってきた。

 

痩せたい、姿勢をよくしたい、柔軟になりたいを先に掲げてヨガするのではなく

やっているうちに

そういえば

体重が適正になってきた、姿勢がよくなった、身体も柔らかくなった。

おまけみたいなものです。

 

この場合、エゴの自分の欲求からスタートしていないので、エゴは増大しません。

「内なる神」「魂の自分」に出会える至福な時間なので、

高揚感というより、恍惚感なのかな?

 

とか書きながらも、、、です。

一方で

私もヨガをはじめたきっかけは

「身体を動かしたい!」でした。

なので、最初のきっかけはなんでもいいと思うのです。

エゴから始まってもいいのです。

やっていくうちに、

「これってエゴの自分を増大させてるだけだな。」

とか

「本質の自分って何だろう。」

とか

それぞれの方のペースで疑問や気づきがやってきて、

答えを自分の身体からもらう。

 

そうやって、エゴとうまく折り合いをつけながら生きていけばいいと思うのです。

 

エゴの自分丸出しでヨガに取り組んでしまう自分がいてもOK

でも、時には魂の自分で今に在ることもできる私もいる。

 

簡単には白黒つけれません。

ヨガの道も一直線に駆け上がれるものではないのです。

 

クリーンな自分、ダークな自分、色んな自分に気づき

エゴの自分もいるよね!と認めることができれば、

その分周りの人にも優しさを向けられます。

そして、謙虚さも忘れることなく生きていけます。

 

ヨガさえすれば、エゴがなくなる。

とか

ヨガしてもエゴが増大する。

とか

安直に決めつけずに

どっちもそういう可能性があるのかもね~。

そんなヨガの道を

自分は自分の身体で実験していくのだ。

これくらいでいいのだと思います。

どちらの割合が多くなるかは、結局のところ本人次第です。